世相とスモークブロック誕生の歴史
スモークブロックの沿革
1955
東京都墨田区で高周波ビニール加工業を始業
ビーチボール、浮き輪、波乗り、子供用プール、ダッコちゃん(現:タカラトミー社)の協力工場として主に空気入りビニール玩具製造を営む
1970
茨城県鹿嶋市に新工場新設移転
1974
映画「タワーリング・インフェルノ」米国で公開
1980
米国ラスベガス MGMホテルで火災発生
【火災避難用呼吸保護具(防煙マスク)基準】通知通達
1981
【火災避難用呼吸保護具(防煙マスク)基準】改定
サンフランシスコ市副消防長官 エモット コンドン氏来日
1982
東京赤坂 ホテルニュージャパン火災事故発生
1983
エモットコンドン氏の要請により防煙マスク開発プロジェクトがスタート
開発プロジェクトに参加、プロジェクトリーダーに就任
1984
初代『防煙マスク』完成
現行マスクの公称使用時間:20分間
鹿島本社工場にて量産体制完備
米国への輸出を開始
1985
日本航空 123便 群馬県御巣鷹山 墜落事故
プラザ合意 $1=¥235が1日で215円
1年後、$1=150円台へ
在庫の山を抱える
財団法人日本消防設備安全センター認定を取得、国内販売を開始
1987
特別養護老人ホーム 松寿園火災事故
1989
第31次越冬隊より、極地研究所(南極観測昭和基地)常備品として採用
1990
湾岸戦争 勃発
中東にある在外日本大使館に納入
1993
生命保険会社大手N社
神戸三宮テナントビル火災
関連ビル約500か所に対し、自衛消防隊の訓練及び災害対策備蓄品を納入
ニューヨーク 世界貿易センタービル(WTC)
地下駐車場で爆破テロ事件発生
犯行はイスラム原理主義テロ組織アルカーイダ(ウサーマ・ビン・ラーディン)とイスラム集団(オマル・アブドッラフマーン)が関与したとされている。
6人の犠牲者を悼む御影石の記念碑が、二つのタワーの中間、ちょうど爆発のあった真上に立てられた。しかし、この追悼碑は、2001年9月11日、テロ攻撃を受けた世界貿易センタービルの崩壊により無くなってしまった。
6人が殺害、少なくとも1,040人以上が負傷
当該ビルの日本企業のほぼ全てに防煙マスクを納入
1994
松本サリン事件発生 被害者は死者8人
オウム真理教教徒らにより、神経ガスのサリンが散布されたもので、被害者は死者8人に及んだ。戦争状態にない国において、サリンのような化学兵器クラスの毒物が一般市民に対して無差別に使用された世界初の事例であり、同じくオウム真理教による地下鉄サリン事件を除けばその後も類が無い。また、第一通報者の被害者が半ば公然と犯人として扱われてしまった冤罪未遂事件・報道被害事件でもある。その背景には、杜撰な捜査を実施した警察とマスコミのなれ合いがあったとも言われる。
直後に新興宗教団体から注文殺到
1995
阪神淡路大震災発生
近畿圏の広域が大きな被害を受けた。特に震源に近い神戸市の市街地(東灘区、灘区、中央区、兵庫区、長田区、須磨区)の被害は甚大で、近代都市での災害として日本国内のみならず、世界中に衝撃を与えた。犠牲者は6,434人にも達し、第二次世界大戦後に発生した地震災害としては東日本大震災に次ぐ被害規模であった。戦後に発生した自然災害全体でも、東日本大震災が発生するまでは最悪のものであった。
主な死亡原因:建物崩壊及び火災による
オウム真理教による地下鉄サリン事件発生
世界でも稀に見る大都市圏における化学兵器を利用した無差別テロ事件であった。 宗教団体のオウム真理教によって、帝都高速度交通営団(現在の東京地下鉄)で営業運転中の地下鉄車両内で神経ガスのサリンが散布され、乗客及び職員、さらには被害者の救助にあたった人々にも死者を含む多数の被害者が出た。1995年当時としては、平時の大都市において無差別に化学兵器が使用されるという世界にも類例のないテロであったため、世界的に大きな衝撃を与えた。
2001
NY911テロ ニューヨークの世界貿易センタービル(WTC) 航空機により崩壊
一連の攻撃で、日本人24人を含む2,977人が死亡、25,000人以上が負傷し、少なくとも100億ドルのインフラ被害・物的損害に加えて、長期にわたる健康被害が発生した。アメリカの歴史上、最も多くの消防士および法執行官が死亡した事件であり、殉職者はそれぞれ343人と72人だった。また、この事件を契機としてアフガニスタン紛争 (2001年-2021年)が勃発し、世界中でテロ対策が強化された。
2002
日本国内の大規模企業、外資系企業が、テロ対策としての防煙マスクを装備
(炭疽菌テロ対策含む)
2007
株式会社レスキュープラス設立
鹿島工場を本店とし、デザイン・機能・楽しみ など、日常の生活の中に災害対策を溶け込ませることを目的とし、利用者からの意見を積極的に取り込み、製品化を推進している災害対策用品メーカーを目指しスタート。
2015
東海道新幹線で焼身自殺による放火事件発生
国土交通省は7月1日、東海旅客鉄道(JR東海)を含む新幹線を運営する各事業者を召集し緊急会議を開いた。当面の対策として、駅構内や新幹線車両内の巡回強化など警備体制の強化を各社に要請した。今後も意見交換を行い、車両の安全性確保、火災、テロへの対策についても検討していくとしている。乗客1名死亡 運転士煙吸引で重症
JR九州、西日本・東海・東日本の新幹線に防煙マスク配備
2017
北朝鮮がテポドン発射
レスキュープラス 東京営業所 開設
あなたの会社は大丈夫ですか?「BCPのSOS」スタート
災害によるダメージ予測とリスク回避策はプロにお任せください。」
災害現場の最前線に立つ災害対策コンサルタントがコラムやセミナー、防災訓練、BCPの策定などを受託開始。
[BCPのSOS] https://bcpsos.com/
埼玉県三好町 アスクル倉庫火災事故
自衛消防隊の訓練・装備不備の問題が浮き彫りに
この火災では、在館者全員が屋外に避難したが、初期消火の際に、このうち2人が負傷した。 本火災の出火場所は、1階の端材室(倉庫内各所から専用のコンベヤにより運ばれてきた廃段ボールが開口部(2階部分)から落とされ、集積される場所)であり、火災の原因については、調査中である。
平成29年版 消防白書
[BCPのSOS]コラム:埼玉県三芳町大手企業物流倉庫火災検証
2019
京都アニメーション放火殺人事件
[Wikipedia] 京都アニメーション放火事件
2021
大阪北新地 クリニック放火殺人事件 27名死亡
死亡・負傷した28名のうち、27人は心肺停止状態で全員がビルの4階で発見され、6階から救出された1人は中等症の症状。心肺停止状態だった大半は、クリニック奥の診察室や隣接する大部屋の周辺で倒れていた。当日中に死亡が確認された24人については、司法解剖の結果から全員が一酸化炭素中毒が死因とみられている。21日午前2時50分頃、治療を受けていた女性が死亡した。翌2022年3月7日午前0時25分頃、意識不明の女性が死亡し、事件当時心肺停止だった26人全員が死亡した。
[Wikipedia] 北新地ビル放火殺人事件
フッ化水素除去性能確認試験を実施
[BCPのSOS] リチウムイオン電池の火災は大規模化する?「進化した現代の火災」とは