その防災用品ホントにたいじょうぶですか?
市場に出回るいのちに関わる装備品の中に、その効果が見込めない商品が平然と売られているようです。
レスキュープラスではこれらの事実を調査すべく、またそれらの商品を比較検証すべく準備を進めています。
EMERGENCY GAS & SMOKE MASK [Full-faced] [Mouth & Nose]
火災時に発生する様々な有毒ガス、煙、有毒物質を除去することのできる多層フィルター構造を採用し、呼吸を保護する防毒・防煙マスクです。
製品ラインナップは、有毒ガスや煙を除去し、視界を確保し、熱気や炎・消火剤の跳ね返りなどから首上露出部を護り、安全に初期消火活動を行えるフルフェイスタイプと、有毒ガスや煙を除去し呼吸を確保し、安全に迅速に避難行動が行えるマウス&ノーズタイプの2種類を用意しています。
火災で最も危険なのは呼吸困難に陥ってしまうことで、炎で焼け死ぬということはほとんどなく、 建物火災による死亡者の8割が窒息が原因で亡くなっている事実があります。煙には一酸化炭素をはじめとした有毒ガスが含まれ、有毒な煙を吸い込むことで死に至る危険性が格段に高くなります。
火災から身を守るためには、防毒・防煙マスクを装備し呼吸の確保をすることが重要です。
スモークブロックは、フィルター、吸着剤、触媒の3層構造になっているのが特長です。重要なポイントは、吸着剤で煙の中に含まれる有害物質などを除去する仕様で、もし吸着剤が使用されていなければ触媒に有害物質が付着してしまい、有毒ガスを無毒化する触媒の働きを低下させてしまうため、最大限に発揮させるために吸着剤が必須となります。その触媒の効果が最大限に発揮できる条件を調整することで、長時間使用(20分)を実現しました。
スモークブロックには、国内唯一のフルフェイスタイプを生産しています。
消火器噴射の勢いにより、炎、煙、熱気、消火剤が、壁や天井で跳ね返り襲い掛かる状況下で、それらの危険から露出された首上頭部を保護するには、難燃性・耐熱性を備えたフルフェイスマスクが必要で、さらに有毒ガスを含む煙の中でも視界を確保し初期消火活動や避難誘導を行うには、防毒・防煙マスクはなくてはならない装備品となります。
社員やお客様を安全に避難誘導する担当者や初期消火活動を行う自衛消防組織構成員のそれぞれの方が、その責務を果たすためにも、スモークブロック フルフェイスタイプが最適解となるでしょう。
火災発生から覚知(火災を発見する)までの間に、すでに煙や有毒ガスは建物内に拡がっています。
黒煙で視界が遮られ、有毒ガスの吸入を避けるために低い姿勢で避難を行う場合、平時の3倍以上の時間を要するといわれています。
また、避難が困難な状況では、黒煙や有毒ガスが充満する室内で、救助隊が来ることを信じて待機するしかありません。
以上のことから、火災発生時には、可能な限り長時間の安全な呼吸の確保が必須なのです。
スモークブロックは、極限環境下にて20分間の使用が可能な防毒・防煙マスクです。
フルフェイスタイプは、有毒なガスや煙が充満する危険な状況下で初期消火活動を行うために十分な時間の確保を可能にし、マウス&ノーズタイプは、危険な場所から安全な場所まで冷静かつ迅速に避難するために必要な時間を確保することを可能にします。
スモークブロックには、深くゆっくりと呼吸をした後に、しっかりと息を吐き出せるようにシリコン製の排気弁が取り付けられています。排気弁の内部構造は、息を吸い込んだ際に有毒なガスや煙が逆流し入り込まないように逆止弁構造となっています。また、排気弁を取り付けることでスモークブロック装着時でも声が通りやすくなっています。
スモークブロックは総務省消防庁の通達基準(予248号)に基づいた、(一財)日本消防設備安全センターの評定合格品です。
製品規格そのものの安全性を評定される(型式)とともに、製造ロットにおける検査(抜き取り検査による母数の検定)にて、個別評定にも合格した製品です。
[参考] 消防法で定められた基準
(一財)日本消防設備安全センター
消防防災用設備機器性能評定規定
消防防災用設備機器の性能評定 ※避難設備内 > 簡易防煙マスクに該当
火災避難用保護具の性能評定細目
その他、性能評価実験結果や性能評定書など、参考資料を公開していますので、こちらを参照ください。
ユーザーサポート > 参考資料
日本の防毒・防煙マスクの公的な基準をクリアした、「一般財団法人日本消防設備安全センター評定合格品」の中で、吸着剤が使用されている製品はスモークブロックのみです。
生命に関わる製品のため、導入の際には類似品や非認定製品、さらには消費期限切れや開封済み商品などにご注意ください。
市場に出回るいのちに関わる装備品の中に、その効果が見込めない商品が平然と売られているようです。
レスキュープラスではこれらの事実を調査すべく、またそれらの商品を比較検証すべく準備を進めています。